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ROKU's Daily Life

あんなことやこんなこと

現代史

こないだTVで

「サウンドオブミュージック」の
トラップ一家について放送していた。


それを見ていた長男が
ヒトラーって悪いヤツ?」
と言った。


「うん。ナチス時代のドイツはひどかった」

「ボクらは日本で良かった」

「当時は日本政府もナチスと手を組んでた」

「えっ…?」


息子は絶句したまま私を見ている。


「どうした」

「お父さん、大丈夫だったの?
 それともヒトラーに協力したの?」

「ちょちょちょちょっとまて」


(『デイリー・ロク』2001.5.14)

 

 

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『大人の流儀』

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期待を持って読み始めたが、最初の数ページでげんなり。この作家はもう二度と読まない。

 
世間の厳しさを教えるために若い人を𠮟れと言うのである。
黒いものでも立場によって白と言わねばならぬことがあるのが「大人」なのだと言う。
 
アホか。
 
人を叱っていいのは間違いをした時と命の危険がある時だけだ。世の中が厳しいと言うなら、そんな社会しか作ってこなかった「大人」たちこそ恥じ入るべきなのではないか。
 
おべっかや事なかれ主義で「大人」たちが黒い物を白いと言ってきた結果があの「原発安全神話」であったことを忘れたか。
 
ユーモアもウィットもない文章で「大人」を語るな。老人の狭量を見識と勘違いするな。
 
以って自戒とすべく、ここに記すものである。
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早く帰って妻と話そう

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今日は午後6時過ぎに帰宅した。妻も早く帰れるシフトだったので、夕食を一緒に食べることができた。
息子が二人とも家を出て一人暮らしを始めて以来、ずっと妻と二人なのだが、夕飯を同じ時間に摂ることはそれほど多くない。

スーパーの惣菜を並べただけの、ささやかというよりどちらかといえば貧相な食卓だけれども、「木曜日は安くなるから」と、今日妻は私の好物の刺身を買ってきてくれた。

「このてんぷらパサパサしてる」とか、
「今日帰りの列車が遅れてさ」などと、たわいもないことを喋りながら、そしてテレビもちらちら見ながら食べるのである。

子供が巣立った後また二人に戻った夫婦は、もはや新婚時代のような夢や熱情は残っておらず、それまで話題といえば子供のことばかりだったので、顔を付き合わせても今さら話すことなどないのである。

しかしそれでも、くだらない話題でも、なんとかひねくりだして話をする。てんぷらが不味いねと相づちを打つ、その瞬間が愛おしい。列車が12分遅れた理由に二人で首を傾げる、その瞬間はかけがえのないものだと思う。

いずれ別れは来る。

私が先か妻が先か、それはわからない。わからないことは悩んでもしょうがない。
できることは、二人の物語を日々紡いで行くことだけだ。

親というのは淋しいものである

昨日、次男(22)の荷物を、彼の新しい住まいへ運んだ。大阪なので西条ICから高速を走りづめでも4時間近くかかる。
長男も昨年広島市内で一人暮らしを始めたから、わが家はまた妻と私の二人だけの暮らしに戻ったことになる。
 
今日は普段どおり会社に出て働いた。
妻の帰りが遅い日なので、私が夕食の買物担当だ。終業時間を少し過ぎて
「おっとそろそろ帰らなきゃ」
と思ったすぐ後
「そうか、もう次男はいないのだ」
と思い直した。ならばそんなに急いで帰宅する必要もない。
そしてまた
「そうか、もう次男はいないのだ」
と、もう一度思った。
そしたら、ひしひしと淋しさが押し寄せてきた。自分でも意外だった。
いずれ子は巣立つものだと、頭ではわかっていたけど、これほど淋しさが身にしみるものだとは思ってもみなかった。
親になるということは、親であるということは、淋しいものなのだ。
私自身の親もこんな気持ちでいたのかと、今さらながらに心の中で手を合わせたことである。
 
とはいえ、妻と新婚当時のような生活に戻ったわけではない。正確には「二人と一匹」である。
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こいつのために、やっぱり早く帰らなきゃと、今日から決めたのである。

『不可能は、可能になる』

不可能は、可能になる

想定外に良い本だった!

若い人にぜひ勧めたい。

福祉の分野では「ロボットを使った介護の自動化」という話題が議論されていますが、僕は絶対に反対です。すべてをロボットが担ってしまうと、福祉の現場は「人間を扱う工場」になってしまう。

『間宮兄弟』

 

間宮兄弟 [DVD]

今日はちょっと嫌なことがあったので、憂さ晴らしに、録画しといた映画を観賞。

「眼福映画」というジャンルがあるとすれは、まさにそれ。沢尻エリカ北川景子常盤貴子戸田菜穂、ついでに中島みゆき及び岩崎ひろみという当代きって(?)の美人女優が勢ぞろいで、しかも色っぽいカットも随所にあって、いやあオジさんたまんないよ!

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まあそれはともかく、私自身(および私の弟も)この間宮兄弟系の人間なので、よくまあ二人とも結婚できたなと、まさに奇跡だなと、嫁には感謝しきりなのである。
 
それから、最後のシーン。あの後どうなったんだろうとすげぇ気になる。これもまた一つのハッピーエンドの形なんだろうな。

 

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よく家の中をうろうろしているあのおじさんをどう呼ぶか

ある母親向けの講演会で私が謝辞を述べる機会があった。
「今日聴いた話をぜひご主人にも(教えてあげて)…」
と言いかけて、
「ご主人」という言い方に引っかかった。

「ダンナさん」「ご亭主」という言葉が頭の中を駆け巡ったが、どちらも違和感があったので、「お父さん」という言葉を使った。

が、考えてみれば離婚再婚も多い昨今、これも適当ではないように思われる。

「パートナー」「ご家族」等々思いつくけれどなんかどれもしっくりこない。

「主人」「旦那」「亭主」などの言葉がなぜ引っかかったのかというと、女性がこの呼称を聞いたとき、妻が夫に従属しているような、なんとなくそんな響きを感じてしまうのではないかと危惧したからなのである。

昔から普通に使われてきた用法だしそんなに気を遣わなくてもいいのではないかとも思う。
だが、それでなくても女性は
「○○さんの奥さん」
「○○ちゃんのお母さん」
などと呼ばれてしまう機会が多いことを考えると、もうそろそろ新しい時代に相応しい言葉が登場してもよさそうなものだ。

侍言葉で、他人が妻君を指して「ご内儀」「ご新造」って言ったりするけど、それに見合う呼び方ってなかったっけ。

「夫」「つれ」「つれあい」っていうのもあるけれど、これは妻が夫を指すときにはよいが、赤の他人が使うと
「お宅のつれあいは元気ですか」
みたいになってどうもヘンだ。

あ、そうそう。
ちょっと話は飛ぶんですが、わが妻は私のことを他人に紹介するとき、
「これ、ウチの」
って言います。