ROKU's Daily Life

あんなことやこんなこと

翼賛的な何かがこの国を覆っている

 

「はだしのゲン」を閲覧制限 - 中国新聞

  

記事から読み取れるのは、背後に、旧日本軍の中国大陸での蛮行をなかったことにしたい勢力がいるらしいことだ。

議会で請願が不採択になったのに、行政サイドが恣意的に図書の閲覧制限を行ったのは、そういう人々の発言力が高まっていることの証であろう。

 

そしてまたその背景には、現在の政治において「翼賛的な」勢力が力を増している状況がある。ただこれは多くの人の賛同を得ているというより、彼らが権力の中枢に近いところに食い込んでいるという意味である。(同時に、現在の政権が彼らにすり寄っているということでもある。)

6月9日の街頭演説で「左翼の人たち」発言が首相の口から飛び出したのは、彼が、政策に反対する人々をすべて「左翼」と十把一絡げにしたがる人たちにいつも囲まれていて、そういう言葉を常に吹き込まれているからである。

 

松江の事件を一地方都市のことだと軽視するわけにはいかない。

行政による恣意的な制限が一般的になれば、それが既成事実となっていずれ法的な裏付けが行われる。

「子どもを守るため」「所持しているだけでも違法」って、既に予行演習は済んでいるではないか。

 

はだしのゲン 文庫全7巻 完結セット (中公文庫―コミック版)

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