ROKU's Daily Life

あんなことやこんなこと

『アナキズム入門』

アナキズム入門 (ちくま新書1245)

アナキズムは、権力による強制なしに人間がたがいに助けあって生きてゆくことを理想とする思想」(鶴見俊輔『身ぶりとしての抵抗』)

 権力が、一部の人の利益にだけ配慮したり、選挙制度も自分達に都合よく変更したりするのなら、そもそも何のための権力? …という疑念が常にあって。
むろん19世紀〜20世紀初頭と現代では同じように理念を語れない部分もあるけど、まずは「権力のない社会」を想定してみるところから始めるのも悪くないんじゃないか。

そもそも「はたらかないで、たらふく食べたい」(by栗原康)のである。当たり前のように、お金とご飯を食うことが結びついていることがおかしい。関係ない。お金はお金で、ご飯はご飯だ。

私たちは働くけれど、それはお金のため《だけ》ではない。社会の一員として、できることをしたいからだ。別にその報酬は仕事をした相手からもらわなくてもいい。そもそも報酬なんてなくてもいい、ちゃんと生活してさえゆければ。つまり、「お金はお金で、ご飯はご飯だ」。